キャリアコンサルタント国家資格の講座では、様々な心理学、キャリア理論を学びます。

講座で教えていただいた中で一番最初に心に留まったのは、クルンボルツ教授のハプンスタンス・ラーニングセオリーでした。

偶然の出来事は人のキャリアに大きな影響を及ぼし、かつ望ましいものである。

偶然の出来事をチャンスとしてとらえるために、

常に好奇心を持ち、出来事に対する考え方に柔軟性を持たせ、新しい機会は必ず訪れるという楽観性を持ち、失敗に負けず努力し続けることによって必ずチャンスは訪れ、その時にはリスクを取りチャレンジをすることを躊躇しない。

色んなキャリア理論を学ぶうちに自分の生き方を顧みて当てはめてみる。

うまくいったとき、うまくいかなかったとき。

理論は自分事として考えるといちいち頷かざるを得ない。

もはやキャリアは人生そのもの。生きざまに通じることになる。

自分の生きざまをもう一度整理し、理論に重ね合わせ、自分自身への裏付けをとり、自信に変わっていく。

うまく生きるためにこの理論を活用しよう、となる。

まさにキャリアコンサルタントの理論武装は完璧だ。

しかし!である。

その理論をどうやってクライエントに当てはめていくのか?自分ではない他人にどうやって導入していくのか?

そんなこと習っていない。

おまけにキャリア面談は最初の15分。

カウンセリングも冒頭の部分。

クライエントとのラポール形成。傾聴に受容的共感。

この先のコンサルタントの技術は習わない。

この講座とこの試験で身につくのは、あくまで初回面談の冒頭の部分と、どうやって実施していけばいいのかわからない万能の理論。

7月8日、交流会でのメイン課題も「資格を取ったはいいがこの先どうやって活用していけばいいかわからない」。

いま、国家資格になったキャリアコンサルタント達に不足しているのは、コンサルタントとしての能力開発の方法だと思います。

万能に働きかけることが出来るキャリア理論を、初回面談の15分の部分でのロープレ技術だけを武器に私たちは道を切り開いていかないといけない。

これは、キャリアコンサルタントのネットワークを築き、みんなで打開していかなければならない課題だと僕は思います。

 

7月8日の交流会では、「実りへのきっかけ」となる宿題が、各参加者の心の中に芽生えれば嬉しいです。そして僕を含めたwellbeingのメンバーはその課題解決への挑戦を引き続き追い求めていきます。

 

中野/6月12日記