サブパーソナリティ

先週の土曜日の月例の勉強会は、キャリアコンサルタント技能士二級の岩川弥生さん(関西カウンセリングセンター)をお招きして開催しました。
参加者は、鳥居さん、至田さん、山田さん、桑原さん、八葉さん、長野さん、田中敦子さん、中野。
そして、キャリアコンサルタントではないけど、キャリア理論に非常に興味を持たれている中西さん。
そして、ゲストスピーカーの岩川さんと同じ関西カウンセリングセンター所属で翌日キャリア技能士検定二級の試験を控えている森元さん。
の計11名でした。

勉強会では、ゲストの岩川さんにSPトランプをご紹介いただき、約2時間の体験会を実施していただきました。
SP(サブパーソナリティ)とは、人間の持つ様々な内面を一つひとつ取り上げ準人格化し独立させたものだそうです。
むつかしい意味は分かりません。
私はこういう人間です。の「こういう」という言葉に当てはまる言葉が書かれたSPトランプを10枚ひいていきます。
例えばトランプに「楽観的なハッピーさん」と書かれている絵札があります。
自分が楽観的なハッピーさんだと思えばそのトランプをひきます。
そしてそのトランプにはそれぞれ絵柄と数字があります。それは普通のトランプと同様に、♡、♦、♠、♧、そして数字は1から13までです。
♡と♦は直感的、♠と♧は論理的、そして♡と♠は外交的、♦と♧は内向的なパーソナリティを表し、それぞれの数字は、低い数字がネガティブワードで、大きい数字はポジティブワードになっています。

面白いことに見事に選ぶカードの絵柄がその人の人柄を表していました。
そして選んだ10枚のトランプで一番気になるパーソナリティはどれか、そしてそれはなぜかをそれぞれ各人がグループディスカッションします。

例えば私は、「飽き性」というワードが自分にとって今一番気になるワードです。と言いました。
なぜかというと、何かに夢中になってもすぐに興味が他に移ってしまうことが多いからです。
そのことを嫁さんに良く指摘されて、むかつくことが多いので、一番気になる嫌なカードです。と答えました。

しかしそれと呼応する形で存在しているのが「情熱家」というワードです。
飽きてしまうのは、情熱が他のものに移ってしまうから。と解釈すれば、そのサブパーソナリティは自分の中では首尾一貫しているわけです。
気になるワードは自分の強みであるもう一つ対になるワードで対抗すればバランスが取れるということになります。

またサブパーソナリティは、I am ではなく I have だと教えていただきました。
自分がいまここの気持ちで選んだポータルな構成物であるということで認識しました。
つまり、その都度自分の引き出しから持ち出し、外的あるいは内的な問題を解決するためのツールとして存在しているということだと思います。

このSPトランプ、自己分析や他己分析、企業や学生での研修などに使えるとのこと。
詳しくはこちらをご覧ください。

http://yao-ec.co.jp/profile/

岩川さん、有難うございました。
またこれからもよろしくお願いします。