キャリアコンサルタント養成講座の確か3日目くらいに、
このクルンボルツの計画的偶発性理論を学習します。

この理論を聞いた時、自分の腹に”すこーん”と落ちました。

自分の人生を振り返ったときに、まさにそうだな。と。

偶然の出来事によって
自分の人生は築かれてきたんだなと。

そう思うのは私だけかと思ったら
そうじゃないみたいでした。

講義の中で、自分が好きな理論はどれですか?
って確か先生が聞かれたときに、
実にこのクルンボルツ博士の計画的偶発性理論が
多かったように記憶しています。

私自身、人生の後半(ユングの言う、中年の危機)において
大きな転機なった出来事が3つあります。
1つ目は46歳頃、会社での自分のキャリアの終焉に気づいたとき。
2つ目は50歳前後、卒業以来35年という月日を経て中学の同窓会を実行したとき。
3つ目は54歳で、キャリアコンサルタント養成講座を受けたこと。

です。

私はそれぞれの転機に、
1)自分の仕事人生の永続性について考えるということ。
2)これからの社会はコミュニティが大切であるということ。
3)行動するには学ぶことが大切であるということ。
に気づきました。

思うて学ばざるは則ち罔し。(論語です)

私の学習意欲に火が付いたのはこのクルンボルツ博士のこの理論のおかげです。

そして4つ目の要素。「持続性」

「持続性」とは、続けること。あきらめないこと。

私は、1つ目の転機で

会社のキャリアをよりも仕事の永続性が重要だと思った。
そのときに、まず何をしたかというと、
会社から一歩身を置きたいと思いました。

有給休暇を使い、自分がしたいことに素直に従おう。

じゃあ何する?

と言っても特に何もしたいことが浮かばない。
その時にふと思いついたのが、
小学校の時遠足で行った唐招提寺に行ってみよう。
だった。
それから奈良の史跡という史跡を巡りました。

そしてある日、史跡巡りをしながら、自分の中学の校区を
自転車に乗ってた時、同級生の実家にポスティングしたら
みんな集まってくれるんちゃうかな?
と思ったんですよね。

そして130人以上の同級生が集まり同窓会。
35年の月日を経ても同級生が集まれば
一気に年月が戻るあの感覚。

コミュニティの大切さを実感した。
会社にはない多様性と結束感。

そしてその4年後。
仕事での転機。
役職定年間近での人事異動。
システム部から人事部へ。
まったく畑違いへの興味、好奇心。

養成講座での多様性は同窓会より刺激的。
楽しいという思いとキャリアコンサルタントへの思い。
もっと認知してもらわなきゃ、もっと行動しなければ。

私は46歳の時に感じたキャリアの終焉から、様々な転機を
経て、決してあきらめず、好奇心旺盛に、楽観的に柔軟性を
発揮して生きてきました。
そして54歳で見つけた永続性のある自分の仕事。
人生を賭けてやる意味のあること。

これが持続性なのかなと最近思います。
つまり短期で「また続かないなぁ~」と悲観するのではなく、
「続かないことはたいして意味のないこと」と思えることが
大事なのかなと思います。
何を続けているか。その「何」が大切なんじゃないかと。

自分の人生に対して悲観的になることなく、硬直的に考えず
常に「これは何かある」という自分の直感に基づいて行動する
ことによって人生の意味は結実するのではないかと思います。

持続することの意味は、損得勘定ではなく、尊徳だと思います。

よく耳にするのが、
「〇〇してると楽しくて自分に合うのかなと思うのですが、
これって一生食っていけるのかなって」という呟き、嘆き。

判断基準が損得なんですよね。

自分の心の徳を尊ぶことが大事かと思いました。
ちゃんちゃん。

代表 中野 敦志