キャリアコンサルタントという資格を取った時に、この資格で何をしたいか?
と自分に問うた時に、出てきたのが、コミュニティを作っていくことだと思った。
人は決して一人では生きていけない生物だと僕は思います。
コミュニティの中で人は安らぎを見つけ、生きがいを見つけ、生涯歩んでいける仲間を見つけることが出来ると思っています。
安息の地であり、心の支えであり、人との繋がりを感じる場所であって欲しいと思います。
そういうコミュニティを作っていくことが、これから世の中には特に必要だと思ったんです。
だが、このコミュニティをどうやって作っていくかはまだ分かっていない。
作りたいのはやまやまだが、何をテーマにどういう人をどういう方法で集めればいいのか・・・それが問題だ。
といろいろ考えていたらこんな本と出会いました。
関西カウンセリングセンターの岩川さんから「いい本あるよ」と言われて貸していただいた本
この本のテーマは自殺予防です。
住む人たちのインタビューを交え、筆者の感じたものを仮説にして、統計をもとに丁寧に検証されています。
徳島県の自殺率が極端に低い町と隣接する平均的な町、そして長野県の自殺率の高い町を比べて何が違うのか。
多様性を受け入れる、そして「病は市に出せ」という格言。
日本人の美徳が逆に自分を追い込んでしまうという説など、すごく納得させられました。
そして、僕が目指す、実践していることがこの「生き心地の良い」コミュニティとして定義されていることが
うれしくもありました。
是非メンバーも一度手に取って読んでみてください。
岩川さん、有難うございました。完読しましたので明日返却させていただきます。
そして、自分用に購入します。