最近、関西企業でも、東京事業所がある企業では、東京オリンピックに向けてテレワークの推進に拍車がかかっているようです。

そんな折、ユニリーバの島田由香さんのYoutubeを見ました。
WAA(Work from Anywhere and Anytime いつでもどこでも働いていいよ~という制度)についてお話しされています。
その中で、「どうすればWAAのような制度を経営にコミット出来るのか?」という質問に対して、

「上を納得させる状態であるなら、その会社は終わっていると思います。これは働き方改革です。改革とは変化や修正ではないのです。命を懸けてやるべきものです。」という痛快なコメントに溜飲が下がる思いでした。

【ユニリーバ島田由香さんの講演】※長いです(;^_^A

ただ、トップを納得させることが出来ない企業が多い、というのも事実です。
働く人の主体性を重要視していないか、そんなもん信用出来るか!という性悪説からくるものであればまだマシですが、何か起こった時(顧客情報の漏洩など企業コンプライアンスに関わる重要事項)に責任を取りたくないというものから来ているのであれば、それは終わっていると私も思います。

今回の働き方改革は政府も出し方が悪いと思います。
働き方の本質は、長時間労働の是正ではないのです。
やらされている嫌で仕方ない仕事なら、長時間労働すると苦痛以外の何物でもありません。
やりたい事であれば、僕は一日中考えています。何かアイデアが出てくればメモを取ったり自分にメールしたりして、時間は関係なく流れていきます。
そういうことを目指すことが必要なんだと思います。
全社員がそうなれば、その企業は恐ろしいほどの推進力になるでしょう。

テレワークも単なる手段であって、目的ではありません。
私はテレワークは、在宅であっても、サテライトオフィスであっても、働く人の自主性が養われると思います。
時間と場所に拘束されなければ、自分で管理して仕事をするしかありません。

僕はいまフリーで次の仕事を模索しながら色々な資料を作ったり、探したり、本を読んだり、ビデオを見たり。
このサイトのブログなども書いたりしています。

日によって違いますが、在宅であれば、朝8時から10時まで集中して行い、夜は8時から10時か10時半頃までやっています。
他の時間もイベントの資料などを作成したり、メールを打ったり、緊急度の高い重要度の比較的高いことを行っています。
あとは、ジムに行ったり、家の用事をしたり、嫁さんとランチに行ったり、本を読んだり、テレビを見たりしています。

そんな制度導入したらさぼって仕事しないのではないか?
という性悪説も十分にわかります。
たぶん、そういうことをする人も出てくると思いますが、2割にも満たないと思います。私の感覚値ですよ(;^_^A
そういう人はこの制度に溺れていって自滅することになると思います。

仕事が自分事になれば、決して手を抜かないと思います。それよりも仕事し過ぎの方が心配になるかもしれません。
他の8割は、会社よりも効率が上がるし自主性が上がるし、悪いことは一つもないと思います。

ただ、このテレワークを導入するだけで自主性が上がるとは思いません。
他にもすることはたくさんあります。
島田さんのビデオにも色々と出ています。
このビデオは7つの習慣の出版記念講演なので7つの習慣からの引用もあります。
私も7つの習慣から3つ。

1)仕事とは自分事である。与えられるものと自分で取りに行くものがある。
2)自分の人生の本当のビジョンを考える。仕事を通じて何を実現したいのかを様々な観点で考える。
3)最優先事項を何よりも優先する。ビジョンに従って動く。

企業も、利潤の追求が最優先事項ではないです。
何のために存在しているのか?まずそこから問いかけなければならないと思います。

最後に、なぜ9時に会社に行って、5時半まで居る必要があるのでしょうか?
大雪の日も、大雨の日も、台風の日も、風邪気味の日も。子供が発熱で40℃あっても。
通勤途中で気分が悪くなってしゃがんでいる人が目の前に居ても。
ものすごく天気が良くて気持ちのいい日も。

代表 ・ 中野敦志